二日目は、気合いを入れて8時半前にはゲレンデへ出ました。まずは昨日と同じくスカイケーブルで中央高原駅へ。
同行したWANGさんたっての希望で横倉・大森ゲレンデへ。目指すは横倉の壁、大森の壁。パラダイスペアリフトに乗り樹氷高原コースを下ってゆき、ユートピアゲレンデ・百万人ゲレンデを滑り降りてゆくとそこには横倉の壁が。
横倉の壁は斜度38度の急斜面で普段ならコブコブらしいのですが、このときはまだコブが成長していない状態で単なる急斜面といって良い状態でした。ただ、滑り始めの辺りは雪が少なく地面が露出する寸前。滑りはじめは雪のついているところを選びつつ滑走。急斜面といってもコブがなければ楽勝です。
それでも幾分疲れたので、横倉ゲレンデ最下部のレストハウスでしばらく休憩。再びゲレンデへ出て今度は大森ゲレンデを目指して滑走。大森ジャイアントコースを滑っていくと、行き着くところは大森の壁。こちらは壁コースと入っても斜度は30度。ただ横倉よりもコブが成長していて、コブが苦手な私には少々滑りづらかったです。WANGさんはスイスイ滑り降りていましたが…。
大森を堪能した後は、今度は黒姫ゲレンデへ移動。こちらは人も多くなくかなり滑りやすかったです。他のゲレンデよりは斜度もそこそこの中斜面が中心ですし。
黒姫でしばらく滑った後、再び横倉ゲレンデへ。WANGさんは横倉の壁に再チャレンジしましたが、私はすでに足がパンパン、壁コース手前のやや緩いコースへ。そうこうしているうちに気づけば時刻は午後3時をまわっていました。
そろそろ滑りながら宿のある上の台方面へ向かっていこうということになり、アストリアペアリフトを乗り継ぎつつ上へ上へと移動していきましたが、どうにも寒くて参りました。蔵王は高速クワッドが少なくほどんどがペアリフト。これだけ大きなゲレンデなのだから、もう少し速いリフトに掛け替えて欲しいものです。移動に時間ばかり喰ってしまって仕方ありません。
遅いリフトを乗り継ぎつつユートピアゲレンデに到着。ここから菖蒲沼ゲレンデまで連絡コースを滑りつつ、中央ロープウェイの鳥兜駅の辺りに移動。とにかく寒かったです。そんな寒い中、はて?これからどう帰ったらイイものか迷ってしまいました。目の前には中央第2ペアリフト。そう、鳥兜駅のほうへ移動したつもりが、いつの間にか中央ゲレンデの上のほうに来てしまっていたのでした。とりあえず、目の前のコースを滑走し、中央第2ペアリフトに乗ってみましたが、降りたところの案内ではイマイチよくわかりませんでした。
蔵王はコースが入り組んでいる上、ゲレンデ内の案内板が異様に少ないのでどの方向へ滑ったら良いのかよくわからなくなることが多いです。下手したらゲレンデ内で遭難?!なんてこともありえないことはないでしょう。
けっきょく片貝トリプルリフト降り場のスタッフに道を訊いて「大平コースをひたすら降りればOK」と聴き、薄暗くなった大平コースをひたすら下っていきました。ナイターの灯かりが見えたときはホッとしました…。時刻はすでに午後4時半近く。
疲れ切って宿へ戻りました。ソッコーで温泉入って夕飯食べて、部屋に戻ったら即就寝。健康的だな〜…。 |