*左にフレームメニューが出ていない方はこちらへ移動してください

八方尾根スキー場 天気を見るゲレンデを見る

日程 3月6-7日
移動手段 バス(トラベルイン)
宿泊施設 モンシャトル北城
Bluemorris Multipupose65

今回の同行者はWANGさんとE川さんでした。おそらく今シーズン最後のスキー行なのですが、バスも天気も宿も満足のいくものではなかった〜…。
ウェアのパンツがNorthfaceのMountain Pantに変わりました。上着はMountain Light Jacketなので、これで上下ともNorthfaceに!これまでのMistralの中古ウェアと比べると格段に動きやすいです。今回は板は前回の苗場に続きBluemorrisのMultipurpose65です。そして同じく前回の苗場に続き、背中にはOverlandのワンショルダーリュック、便利です。

滑走レポート

今回もツアーバスでの移動でしたが、行きのバスの乗務員はこれまでで最もひどかったです。荷物の積み卸しをしてるときもくわえタバコに横柄な言動。事故でも起こさなければ良いのだけれど…と思わされました。新宿を出発するときなどトランクのドアを開けたまま走り出し、注意されるまで気づきもしなかった最悪の乗務員です。酒でも飲んでるんじゃないかと冷や冷やしました。とはいえ、私は3回あった休憩は1回も起きることなく白馬へ到着したので、言動は最悪でも運転は良かったみたいです。

天気はあいにくの強い風雪、上部ではさらにひどくリーゼングラートへ行くリフトは動いてませんでした。そんな中、ゴンドラで山頂駅へ。視界悪いな〜と思いつつ、とりあえずリーゼンスラロームをリーゼンクワッド乗り場まで足慣らしに滑走。新雪でやや不整地気味なので滑りづらかったです。その上、リーゼンスラロームから右へ逸れてクワッド乗り場へ行くところで、後ろから飛ばしてきたスキーヤーに追突されそうになりました。そのスキーヤーに 「バカヤロー!」と追い抜きざま怒鳴られました。まったく失礼なヤツです。ちゃんと前見て滑れっての。 スノーボーダーには若い人や初心者ほどマナーの悪い人が多いけど、スキーヤーはその逆でちょっと上手い人や年かさの人ほど横柄だったりするというのがWANGさんの印象だそう。まったくそのとおりかもしれません。

一度109へ戻り、ブーツを締め直したあと、上部は風も雪もひどく寒いので身体を暖めるべく黒菱へ。こちらも風雪が激しいのですが、キツイところを滑ると身体が暖まるのです。とりあえず黒菱コブ横の比較的滑りやすいところを下りました。比較的滑りやすいはずなんですが、新雪がために板が埋まり大前転を披露してしまいました…。やっぱり65cmのMultipurpose65は短くて浮かないです。134cmのIntegraProを持ってくれば良かったなぁ…としみじみ思いました。そんなことを思いつつ、黒菱第3ペアに乗り今度はコブのほうへ。パウダーの陰にカリカリのコブが…ダメだ〜こりゃ。とっくの先に下りていたE川さん、WANGさん、長らくお待たせしましたって感じ。

そのあとはスカイラインを下りつつ、北尾根へ。北尾根もまたパウダーの陰にカリカリのコブ…とりあえず迂回路で下りつつ、最後の最後でコブのほうへ。やっぱツライな〜。コブはどうしたら上手く滑れるようになるのかしら。

そのあと今度は国際エリアへ行き、国際第1ペアで上へ。リフトを降りたところにあるレストハウスで昼食。E川さんはペペロンチーノ、WANGさんは女性限定セット、私はカレーライスを食べました。ここのゲレ食は味も量もなかなか。他よりは若干お値打ちのような気がします。しばらくここで休み、E川さんは板を換えにいったん下山。

私とWANGさんはパノラマあたりを滑りつつ、E川さんと待ち合わせた時間が迫ってきたのでリーゼンスラローム方面へ行こうとパノラマペアに乗り上へ上がってみると相変わらずの風雪。3時に中腹のサンテラスうすばで待ち合わせていたのです。リフトに乗っていると滑り降りてくるE川さんの姿が目に入ったのですかさずトランシーバで連絡。リフト降り場で待ってると伝えたものの、降りてみるとあまりの寒さに負け、先に移動(すまんことです)。なんとか追いつかれることなく先に到着できました(ちょっと嬉しい)。

しばらく休んでいるとレストハウスが営業終了間近になったので、最後の一本にリーゼンクワッドで上がりリーゼンスラローム〜ゴンドラ乗り場へと滑り降り一日目が終了〜。

ひどい風雪で寒いです 中央に写ってるのは同行者のE川さん
ゴンドラを降りたところの109〜リーゼンスラローム
コブは新雪のなかに埋もれてました 板も埋もれます
黒菱
週明けから始まる技術選手権大会の出場選手らしき人たちが練習してました
パノラマコース
品数が少なすぎ これじゃ単なるセルフサービス…
夕食も朝食もバイキングでしたが…

二日目も相変わらず天気が悪かったです。っていうか、昨日より悪いんじゃ…。E川さんは多忙のため今日は滑らず先に帰宅の途についたので、WANGさんと二人で滑ることに。

それにしても寒い!ゴンドラで山頂駅に上がってみると、こりゃイカン。昨日より明らかに状況は悪化してる。ってなわけで早々に上部を離れることにしました。まずはパノラマペアと白樺国際第3ペアの間の比較的緩いバーンを足慣らしに滑り降りました。昨日からさらに積もった雪に、イマイチの視界でけっこう滑りづらかったです。ここを滑り降りて左側に流れていくとパノラマコースの中部エリア。ここは比較的斜度があるので滑りやすかったです。う〜ん、イイ感じです。

パノラマを滑り降りたあとは、前回の苗場で脚を捻って痛めていたWANGさんの提案で咲花ゲレンデへ。ここまで降りれば風雪もなく、視界も良好です。ここを何度か滑って腕の振りかたやターンの試行錯誤…何かイイ案はないものでしょうか。

ここで咲花のレストハウスでいったん休憩。WANGさんと板を交換して滑ってみました。私がSalomonのBuzz99.9、WANGさんがBluemorrisのMultipurpose65です。65cmの板に比べて99.9cmは安定してますね。少々バランスを崩しても問題なしです。こりゃイイね。逆に65cmの板を履いたWANGさんは「コワイ」「滑らない」「ブレる」との印象。

再び咲花を何度か滑った後、お互いに板を戻し咲花北尾根クワッドに乗り上へ。やっぱり寒い。そしてひどい風雪。さらに上へ上がり、リーゼンスラロームか白樺エリアのほうへ行こうとしましたが、視界が悪くどこをどう行けば良いものやら…。

とりあえずスカイライン第2ペアでさらに上へ。あまりの寒さに我慢できなくなってきました。しかもリフトも風で止まりそう。実際降りたところで強風のために動いたり止まったりしてました。いよいよ寒さと視界の悪さに我慢できなくなってきたのでそのまま滑り降りることに。当然ですが他に滑っている人たちみんなも徐行滑走です。スカイラインを滑り降り、北尾根の迂回コースへ逃げ、下へ。再び咲花を降り、もう一度咲花北尾根クワッドに乗り、今度は北尾根の圧雪コースを滑り降りました。ここはけっこう滑りやすいです。時間があればもっと滑りたかったです。ここで咲花第2ペアに乗り、コースを横切りながら国際第1ペア乗り場へ。

国際第1ペア〜国際第3ペアに乗り、ここから白樺方面へ。もちろん急斜面も気持ち良く滑り降りつつ、時間も迫ってきたので白樺コース下部へ。ここではバッヂテストが行われてました。何人が受かるんですかね…私もそのうちファンスキー検定を受けてみたいところです。

白樺を何度か滑っているうちにタイムアップで終了〜。宿に戻り、温泉へ浸かりに行き、今回の八方尾根行は終了しました。

何も見えない 風もビュービュー
109からの眺望…
視界不良
スカイラインリフトから
決してピンぼけ写真ではありません ヤバイくらいの強風と雪の中でのWANGさん
スカイラインを下りているとこ 何も見えねー

下部の白樺ではバッジテストが行われてました



WANGさんは私のMultipurpose65で滑ってみましたWANGさんのBuzz99.9で滑ってみました ニンニン
お互いに本来の板での滑りE川さん、あんまり写真撮れなくてゴメンなさい
 

宿泊レポート

今回の宿はモンシャトル北城。ネット上の情報では“殿堂入り”するくらい評価の良くない宿ということでしたが、実際に泊まってみたところ…。

ゴンドラ乗り場へ徒歩1分という絶好の立地。部屋はとても綺麗です。布団も清潔だと思います。3人で一部屋に泊まりましたが、ロフトがついていて、そこにも布団が敷いてありました。いちおう4人泊まれたようですが、1人はロフト…もう少し大きい部屋もあるのかもしれません。夜になると部屋から名木山のナイターゲレンデが眺められます。

朝の混雑の中フロントはひどく手際が悪かったです、もう少し何とかなりそうな…。宿泊者用ロッカールームは狭いです。ロッカーも小さく、実質3人分程度しか収まらないでしょう。チェックアウト後に利用するコインロッカールームもやはり狭く、ロッカーも大きめのカバンでは収まらない可能性が高いです。地下の浴室はひどく狭いと聞いていたので、E川さんの案内で外の温泉に入りに行きました。食事はひどいです。品数が少なすぎ、バイキングとは名ばかりの単なるセルフサービスでした。味ははっきりマズイと言えるでしょう。ただ、好きなだけ食べられるので、量に不満はないと思います。あと、凍結防止のスプリンクラー、一日中これじゃ歩けないって…。

正直なところ、予想してたよりはかなり良い宿でした。“殿堂入り”するほど悪い宿じゃないと思います。ただ、決して「泊まって良かった」と思えるほどの宿ではないかと。滑った後には美味しい料理、畳に敷いた布団で朝までぐっすり、朝晩の暖かい温泉、ってのが理想です 。

朝はフロントが激コミ至る所に凍結防止のスプリンクラーが でも勢い良すぎで靴の中までグショグショ